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マスクは症状が無くてもつけるべき?
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新型コロナウイルスによるパンデミックで、生産が追い付かず手に入りにくいマスクですが、マスクの役割や性能についてもう一度確認してみましょう。結論から言えば、症状のあるなしに関わらず、どんな方でもマスクは着用するべきです。それを踏まえた上で、マスクについてもう少し深く知っておきましょう。
症状が無くてもマスクをつける理由
国立感染症研究所による濃厚接触者の定義は、新型コロナウイルス感染症にかかった人と(その人の発症日より遡って2日前までに)、マスクを着用せず1メートル以内で15分以上会話をした人とされています。
このことから、新型コロナウイルスは、発症前の潜伏期から感染性があるのではないかと予想されていることが分かります。なので、濃厚接触者にならないためにも、私たちは例え無症状であってもマスクを着用するべきと言えます。
マスクは感染予防になるのか
マスクに、新型コロナウイルスから守る性能があるかどうかの科学的根拠は今のところありません。しかし、あなたを含め誰もが着用することで飛沫による感染拡大は確実に防ぐことができます。
マスクの役割は、飛沫感染で新型コロナウイルスを人にうつさないことです。この認識がとっても重要です。人にうつすリスクがある以上、マスク着用は必須といっても過言ではありません。
これに加えて、手洗いはもちろん「目、鼻」もこまめに洗うことが大切です。自分だけではなく家族にうつすリスクも減らせます。ウイルスは、口からだけではなく、目や鼻といった結膜からも感染するので洗浄を習慣化しましょう。
マスクの種類
色々な呼び名のマスクがあるので、ここでは簡潔にマスクの種類と特徴をまとめてみました。ただ、マスクの呼び名による仕様や性能の定義は曖昧です。基本的に、不織布マスクを選んでおけば飛沫感染を防ぐ役割は果たせます。
不織布マスク
繊維を織らずに色々な方法で結合させた素材です。よく何枚も重ねたりしたものが売られています。三層構造といわれているものは、この不織布を3枚重ねているタイプです。当店でも販売中です。
布製マスク
名前の通り布製のマスクです。市販品のほか、自作マスクのほとんどはこの布製マスクになるでしょうか。好きなデザインにできたり何度も洗えたりするので便利ですが、間にガーゼなどを挟んで使うことになります。
サージカルマスク
元々サージカルとは外科用のという意味で、医療用マスクのことを指します。サージカルマスクも素材は不織布なので、不織布マスクと素材的な違いはありません。違いがあるとすれば、細かい対象もフィルタリングできる性能試験をしていることが多いかも知れません。
N95マスク
細菌や花粉など直径0.3μm以上の微粒子を95%以上捕集できる性能試験をパスしたマスクです。しかし、市販ではほとんど売られておらず、あったとしても高額なことが多いです。さらに、新型コロナウイルスは0.1μmほどの大きさなので、信頼性に疑問が残ります。
マスク着用は自分や家族を守る
マスクは、飛沫による感染拡大を防ぐことができます。なので無症状でもマスクはしっかり着用しましょう。それが自分のため、家族のため、地域のみんなのために繋がります。みんなで協力する意識が大切です!
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